函館市・道南が少しだけ登場するマンガ作品リスト

函館市が登場するマンガ作品をまとめました。映画や小説だけでなく、アニメやマンガの舞台としても様々な作品に登場する函館の街。函館市が少しだけ登場するマンガ作品は調べただけで11作品あり、まだ確認出来ていない作品もありそうです。

※函館道南が登場している旅漫画「ざつ旅-That’s Journey-」を追加しました[2022/2/23]
※函館市出身の作者が描く「よりみちエール」を追加しました [2022/2/19]
※元のリストが長くなりすぎたため、函館市が主に登場するリスト函館市・道南が少しだけ登場するリストに分けました。[2019/1/11]
※「許嫁協定」を追加しました [2019/1/11]
※「静かなるドン」を作品に追加しました[2019/1/5]

函館市・道南が少しだけ登場するマンガ作品


※書影画像やAmazon関連はアフィリエイトリンクになっています。
※掲載は原則連載中優先・出版年順。

よりみちエール

仕事帰りにビールを楽しむ「ビア活」を生き甲斐としている年の離れた男性2人のビア活ライフが描かれます。全2巻。東京都内を主な舞台としていますが、最終話に函館市元町が登場、2巻の表紙はベイエリアの七財橋からの風景で飾られています。作者の敦森蘭さんは函館市出身(稜北高校)で、最終巻発売時にはシエスタハコダテ内Gスクエアでマンガワークショップ&函館栄好堂丸井今井店タイアップ企画のサイン会を実施。

ざつ旅-That’s Journey-

新人漫画家を主人公にした旅漫画。第21旅、北海道道南編を前後編2話にわたって掲載。新幹線で到着した新函館北斗駅到着からスタート、気ままに歩きながら七飯駅に到着してしまったり、湯の川から某グルメ回転寿司店まで海岸線をテクテク歩いたりと効率度外視の自由な旅路を進んでいて、湯の川の旅館一乃松(実名)に宿泊、その後も一部マニアックな場所を交えつつ定番観光スポットを周っています。(連載では続けて道東に旅立つようです)
※収録単行本となるはずの第7巻は発売待ちです。

  • 作者:石坂ケンタ
    作者Twitter
  • 掲載誌:電撃マオウ
  • 出版社:KADOKAWA
  • 初版:2019/9/27 第1巻
  • 電子版配信:ComicWalkerAmazonKindle
    ※北海道道南編掲載巻は発売待ち

蒼き鋼のアルペジオ

Ark Performance作、大幅な海面上昇により陸地が狭まった未来で、艦船を模した未知の兵器を操るAI達に追い詰められた人類の運命に大きく関わることになる主人公達の戦いを描く海洋SF作品。テレビアニメ化・劇場映画化された人気作品。2018年7月時点の最新刊は16巻。
作中では大幅な海面上昇により世界各地の市街地が水没しており函館市も同様の設定。作中の日本滞在は横須賀が中心だが、2巻にて(テレビアニメ版では第3話)主要キャラクターの一人・重巡洋艦タカオの立ち寄り先として、函館(函館新市街)の海沿いにある3階建ての書店が登場。また7巻冒頭から9巻中盤まで、トリビュートコミック「クロスライン」と同時期のハルナ・マヤ・蒔絵・キリシマ達の函館での本編に沿ったエピソードが描かれるが、函館の街風景は明確には登場しない。

ばくおん!!

バイクに乗る女子高生達の日々を描くバイク女子コメディ漫画。2巻での北海道ツーリングのエピソードにて、北海道上陸の地となる函館港(津軽海峡フェリー函館ターミナル?)や函館市内のゲストハウス水無海浜温泉が登場。これらはアニメ版でもほぼ同様に登場している。

許嫁協定

実は大資産家の御曹司である主人公と、ある日登場した5人の許嫁と幼馴染達によるドタバタハーレム漫画。
31話「函盾チョイス」(7巻収録)。12月の北海道への修学旅行の過程で函館(本編内では函盾と表現)へ立ち寄る。函館山展望台、ロープウェイ、旧函館区公会堂、旧イギリス領事館など元町の風景。終盤は金森赤レンガ倉庫周辺を舞台に幸せの鐘も登場。ただし地名を「函盾」としていることでわかる通り、あくまで背景・風景として描かれることがほとんどで地名店名はほぼ実名登場はない。

創太郎の出張ぼっちめし

出版社に勤務する出張の多い営業職サラリーマンを主人公に、出張先の街と仕事とグルメが描かれる。最終第3巻の最終話という名誉あるタイミングの出張先として函館市が舞台に。カリフォルニア・ベイビーが実名で登場しシスコライスをチョイス、仕事エピソードも函館蔦屋書店が実名で。その他ベイエリアや五稜郭タワー、重要なシーンで夜の函館山展望台が登場。

忘却のサチコ

ビッグコミックスピリッツ連載、文芸誌編集者の女性が主人公で全10巻、テレビドラマ化もされた。
第8巻にて函館への取材出張エピソードが3話に渡って描かれる。北海道新幹線グランクラスで北上、立ち寄り先として函館駅や函館朝市、西部地区が登場。作中、やきとり弁当たれ、ラキピのチャイニーズチキンバーガー、朝市でかにまん、塩ラーメンをペロッと完食(この主人公はとにかく食べますねぇ)。ただし朝市のかにまんはカニネ、塩ラーメンは滋念軒、HappyPierrotやハヤカワストアなど店名には実名なし。
(函館は登場しませんが第3巻にてさよなら!北斗星のエピソードが前後編で掲載)

兵馬の旗

幕末の日本を舞台に架空の人物・幕府陸軍将校 宇津木兵馬の戦いを描く漫画作品。全10巻。第1巻2011年初版。作品終盤に舞台が函館に移る。

静かなるドン

週刊漫画サンデーにて1988年から2013年1月まで連載され全108巻が出版された長寿の人気漫画。オリジナルビデオ化やTVドラマ化、2000年と2009年に映画化。女性下着メーカーのデザイナーと子分1万人の暴力団総長の一人息子(後に総長)という2つの顔を持つ主人公の戦いの日々が描かれる。
単行本92巻から93巻で函館を主な舞台に函館戦争編が描かれていて、五稜郭を型どった組事務所(要塞?)が登場するなどダイナミックな闘争ドラマが展開されています。

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

「NHKにようこそ!」で知られる滝本竜彦さんのデビュー小説を漫画化、全2巻。第1巻2008年初版。高校生である主人公の前に突如現れたヒロインと謎のチェーンソー男との死闘に巻き込まれ非日常化した日々を描く。明確な明示はないが函館市内の場所が名称として登場している。
原作小説を書いた滝本竜彦さんは上ノ国町出身で函館東高校(現・市立函館高校)卒業。

白眼子

  • 作者:山岸凉子
  • 出版社:潮出版社 潮漫画文庫
  • 初版:2000/11

第二次大戦後の混乱の中で迷子になり、異能の持ち主に拾われ育てられる主人公の半生を描く。物語は小樽からはじまり、途中主人公の血縁が住む函館市でも暮らす。
現在はコミックス版・文庫版とも絶版の模様ながら中古本で若干の流通(今回はコミックス版を入手)、電子版配信の情報は残念ながら見つかりませんでした。

みどりのマキバオー

アニメ化もされた競馬をテーマにしたつの丸さんによる人気マンガ作品。3巻にて主人公の馬・マキバオーのトレーニングの場として函館山登山道が登場。
週刊少年ジャンプにて1994年から連載され中断を挟んで赤マルジャンプにて1998年に完結編が掲載された。後に続編「たいようのマキバオー」が週刊プレイボーイに連載された。

ママレード・ボーイ

りぼん掲載されていた90年代を代表する少女漫画作品のひとつ、2018年4月に実写映画が公開予定。第4巻にて、北海道への修学旅行で函館に立ち寄るエピソード。函館空港に到着し宿泊は国際ホテル、観光スポットは五稜郭タワーやトラピスチヌ修道院、函館山展望台が登場。函館・小樽・札幌に一泊づつという行程ながら舞台となったのは函館だけでした。
新品の書籍は文庫版が流通、電子版はAmazonKindle他各配信元でコミック、完全版コミックとも入手可能。なお続編が「ママレード・ボーイ little」として2013年から連載中。


※元のリストが長くなりすぎたため、2つの記事に分けました。函館市が主な舞台のマンガ作品はこちらの記事へどうぞ