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函館の密かな名所(?)ダム公園に行ってきました。

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9月初旬のど快晴のとある日。急に思い立って中野ダムの側にあるダム公園に行ってきました。ダム公園といえば、ダムライターとして活躍中の萩原雅紀さんが@niftyのデイリーポータルZで「函館と言えばダム公園」という記事を寄稿されていて、この記事は2011年のものなのだけれど、なぜか2013年の夏にtwitterのタイムラインに流れてきまして、ずっとyossyの心の片隅に引っかかっていたのです。

まずは手始めに笹流ダムから攻めました。函館市民の一部の方にとっては、炊事遠足でおなじみかもしれません。土木遺産にも認定されているこの笹流ダム。ダムの手前には青々とした芝生と桜の木などが植わっていて、春はお花見、秋は紅葉が楽しめます。ダムの上の部分にも登ることができるのですが、登り口に「ハチ発生中!注意!」という立て看板があったため、断念。

ちなみに、ダム公園へ足を伸ばす前に、この笹流ダムに寄っておくことでさらなる感動が味わえるのですよ。

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赤川水源地へと続く道をずっと車で登って行くと新中野ダムに行き当たります。ふもとからはあまり近くまで行けないので、大きいダムなのですがいまいち迫力に欠ける感じです。ここも向かって左手あたりからダムの上の方まで登ることが可能で、ダム湖も見ることができた(ような気がします)はずなのですが、私の古い記憶だと山道で砂利道ですし山なのであまりオススメしません。

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はい。小さい子供を連れて行く場合は要注意なのです。キツネも生息している地域ですし、飲むと危険です。ダム公園がなぜ話題になっているのかといえば、公園内に北海道の代表的な4つのダムのミニチュアがあるからなのですねー。何度もダム公園には行っているのですが、「植木が植わってて、芝生がきれいで、広くて気持ちのいい場所だなー」とくらいにしか思っていなかったyossyとしてはびっくりです。なぜ気が付かなかったのか(汗;

函館市企業局・憩いの施設「ダム公園」より引用

この新中野ダムの下流にあるダム公園は、市民に健康なレクリエーションの 場を提供し、あわせて水資源を直接貯えるダムと、その機能を助ける森林の 役割を、自然の中で楽しみながら学んでいただくための公園です。

実際によくよく観察してみると、実によく出来ていて、しかもそれぞれがきちんと水を貯めたり流したり。巨大建造物シリーズにはそれほど興味が無かったはずなのですが、気が付いたらカメラのシャッターを何度も切っていました。

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というわけで、大雪ダム

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そして、豊平峡ダム

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今そこで見たばかりだった新中野ダム

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極めつけに笹流ダム

それっぽく撮影しようとしていたら、スケール感がだんだんとわからなくなってきました。平日の昼間ということ待って公園内を散歩しているのは高齢のご夫婦だったり、休日風のカップルだったり、犬の散歩をする人だったり、ちょっと閑散とした感じなのですが、おおよそみなさんミニチュアダムには注意が向かないようで……。実にひっそりとした存在感のミニチュアダム。

ダムという形状、そしてミニチュアであることの意味というのは、小さな子供よりも大人がちょっとしたワクワク感を味わえるものなのかも。紅葉が深まる時期になったら再度行ってみようかと思います。