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函館西高校と函館稜北高校が統合!函館市内学校再編の話題まとめ[2017/6/8更新]

新しく記事にまとめたので、新しいニュースなど今後はこちらをご覧下さい。
函館市内の小中学校・高等学校 再編ニュースまとめ 2017年冬


2016年6月8日、函館西高校と函館稜北高校の19年度統合の報道が流れました。その後の報道で両校の統合が決定。1学年6学級になるとのこと。校名等はまだ未定。

西高と稜北高(普通科)ともに17年度は3学級とのことで、入学生の減少傾向からクラス数が適正数(4クラス~)より少ない状態。今後の入学生増加も見込めない中での判断なのでしょう。一瞬ええっ!と思い、まぁ現状考えるとしょうがないかぁと理解しつつ、あぁ元々稜北は初期の仮校舎は今のロシア大学のとこ使ってたわと変に納得。(北島三郎とGLAYのTAKURO、HISASHIの母校がひとつになる。そう聞くとなんかすごいですね、街の歴史的な意味で)
函館市内の高校では、2007年度で函館東高校と函館北高校の統合で市立函館高校となったのも記憶に新しいところです。(函館新聞

近年は小中学校はもとより高校や大学・専門学校まで廃校や統合、再編が後を絶ちません。そこで函館新聞など各報道や自治体等の発表資料から、函館市を中心にここ2~3年の学校統廃合の話題を整理してみます。
※何か発見次第、随時追加・変更・修正をしていきます。
※各報道や発表は当時のもので、後に方針や結論が変更になっている場合もあります。

全体の傾向

学校再編の大きな要因は長年の人口減少傾向と少子化による児童生徒の減少。入学生徒の増加が容易には見込めない以上はクラス数も維持できず、統廃合を選択するしかないんですね。一方で逆風の中人員維持を見込めたり増築している大学・専門学校の例もあります。

大学・専門学校

高等学校

函館・道南の大きな変更では、西高と稜北高の統合校舎は西高、新校名は未定。町立奥尻高が中学校舎を新設し中高一貫に。
規模の増減では、函館市内では函館工業が2020年度から1学級減を計画(実質上の1学科廃止)、対象学科は未定。北斗市の大野農業も2020年度から1学級減計画。
道南では、森高が1学級増加、上磯高校は17年度は現状維持(すでに2016年度で1学級減)。

中学校

函館市の「市立小・中学校再編計画」により、市内中学校の再編が進行中。函館市による小中学校再編についての方針・資料はこちらへ「市立小・中学校の再編 – 函館市

  • 光成中、陵雲中、的場中を3校統合。場所は的場中学校で校舎は新築予定(2013/10/3函館新聞)統合校名は「函館市立巴中学校」(第2グループ中学校の再編 – 函館市
  • 五稜中、大川中、桐花中が統合、校舎は桐花、「五稜郭中学校」として2016/6開校(2016/6/2函館新聞
    ※大川中の跡地は市営住宅「大川団地」(仮称)として整備予定(2015/7/10函館新聞
  • 西中、潮見中、宇賀の浦中を統合の方針(2015/10/31函館新聞)。校舎は潮見中校舎を使用。
    統合中学校名は「青柳中学校」に(2017/01/14 函館新聞・購読者用
  • 函館市学校教育審議会が尾札部、臼尻中の統合を諮問(2015/9/30函館新聞
  • 戸井地域の幼稚園・小学校、中学校のPTAが統廃合を求める要望書を提出の意向(2015/10/31函館新聞
    「要望書には、潮光中(釜谷町)の位置に各学校機能を集約することや、小中併置校または一貫校での開設、スクールバスの運行継続など、要望事項の検討を進めているという。」

小学校

  • 小学12校(中部、北星、八幡、万年橋、港、高盛、千代ヶ岱、中島、千代田、柏野、金堀、亀田)を7校に統廃合する方針(2013/5/25函館新聞
  • 2016/7/7の函館新聞の記事で次の統廃合の方針を提示「八幡と万年橋と千代田、中部と北星と中島、金堀と高盛と千代ケ岱をそれぞれ1校に。校舎位置は八幡、中部、金堀の敷地とし、柏野、港、亀田は統合せず計6校とする」「南茅部地区の尾札部、臼尻両中学校を統合し、両校の中間点付近に統合校舎を設備」

更新メモ

  • 主に高校について学級増減などの報道が続いたので整理更新しました 2017/6/8
  • 函館新聞で西中・宇賀の浦中・潮見中の統合校名の報道があったので追記しました 2017/1/14
  • 函館新聞で小学校の統廃合方針について新たな報道があったので追記しました 2016/7/7