吹雪、吹雪、そして出直しの真冬の函館西部地区

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昨年末は雪が少なく、思ったように冬のベイエリア写真が撮れませんでした。そんなわけで、ここのところの大雪では、すわ、撮影のチャンスだ!と浮き足立っていたのですが……さすがに……。雪の中八幡坂付近まで車を走らせてみたら、家を出発するときの3倍ほどの大吹雪。おもわず、井上陽水さんの名曲を口ずさんでしまいそうになるくらいですよ。

八幡坂、中央部分はロードヒーティングで雪が溶けていますが歩道と端っこは圧雪。歩道は数年前からゆるい階段状になっている部分があるので、登り降りはそんなにくになりません(坂道が単純にキツイだけで)。

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もう少し引いたアングルで撮るとこんな感じ。空の部分にうっすら写る斜線が吹雪。雨のように雪が降っていました。坂を登り切ったところでロードヒーティングが切れているため、圧雪の氷と濡れたアスファルトの段差があります。車を運転しているとこういった段差に何度も遭遇しますが、結構危ないですよね。

このまま雪の西部地区を散策しつつ、写真撮ろう!と企んでいましたが、カメラがだめになりそうなくらいの吹雪でしたので、雪が収まった真夜中に出直し。

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坂のライトアップは終わっている時間。静かで誰も歩いていない雪の街にいると、心もシン…と鎮まります。雪の旧桟橋の上にできた道は、自然発生的なものなのか、それとも誰かが雪を搔いてくれたのか。夏も冬も、この場所はいい雰囲気です。

■2014/1/12 17時頃と23時頃撮影